くまにっき

過ごしやすくなったもんである

虫の鳴き声もセミの甲高い鳴き声から
情緒有る秋虫のそれへと変わった

春に生まれて、夏に盛り、秋に年老い、冬に死ぬという
四季の価値観が有るというのをどこかで見たことがある

まぁ確かに春は芽吹きの季節であるし
夏の植物や虫というものは活発であり
秋は夏に比べるとやや勢いが殺がれ、落ち着きを持つようになる
で、冬になれば虫は死ぬか冬眠に入るし、哺乳類のくまだって冬眠する

思えば四季の影響を殆ど受けないで年がら年中走り回っているのは
人間くらいなもんではなかろうか

しかし、秋はある種虫の盛りでもある
廊下にカマドウマ、風呂場にコオロギ(浴槽の中で死んでいるタイプも有)
部屋の中にトンボは侵入するし、バッタ、イナゴの群れにも注意が必要になる

夏は夏で網戸に張り付いているカエルが
部屋の中に侵入することを必死に妨害していたが
(侵入されたことに気づけないと、後に干からびた・・・)
これは窓を開けなければ、最悪どうとでもなる

が、秋は何故か窓開けなくても勝手に入ってくるので
夏よりも非常に質が悪い

そういえば去年の今頃、ベッドの下からこんにちはして
机の後ろに逃げていったカマドウマさんは今どうしているんだろうか　怖くて見れない